レーシック 手術の可能性
生理の不調なども活性化されるが、これが細胞レベルの消化による内膜症の克服のしかた卵管のラッパ管から子宮内に入ってくる。
これとは逆に、子宮内膜の細胞がラッパ管を通じて腹腔に飛び散るのである。
腹腔に散らばった子宮内膜は、腹腔内の血中に酸素が満ちていれば、白血球が古い細胞として消化してしまう。
このとき活躍するのが前述した白血球のHLAで、子宮内膜を古くなった細胞として見分けてくれるのである。
ところが、HLAの活性が落ちていたり、酸素不足だと、子宮内膜が消化されずにガン細胞のように生き残ってしまい、そこでホルモンを分泌するので、腹腔内で内膜症が発症する。
これが子宮内膜症が起こる原因なのである。
そのため、内膜症の克服には、白血球の消化力が高まるよう口呼吸をやめて鼻呼吸にすこと、さらに十分な骨休めのほか、腸を温めて、偏食のない栄養物の十分なる咀嚼が必ることが必要である。
確実で効果があることは間違いない。
子宮内膜症に限らず、白血球のHLA活性が落ちたり、腹腔が酸素不足になることは、多くの疾病を誘因するため、大変恐ろしいことである。
ところが、口呼吸グセのある人や、睡眠不足で無理をつづけると、からだはすぐにそうした状態に陥ってしまう。
昼間の活動中は立ったり座ったりするエネルギーを支えるために骨や軟骨も働き、造血機能のほうは停止している。
そこで睡眠中の骨休めの時間に一兆個のリモデリングが行われるのだが、その時間が少ないと一兆個つくられる細胞が十分に分化できなくなる。
リモデリングの大半は、血液細胞と、腸管上皮細胞、皮層の上皮細胞などであるから、骨休めを怠った影響は白血球や赤血球などの造血に表れ、未熟の血液細胞がそのまま血中に出ることになる。
また、口呼吸で寝ている間に、のどの常在菌が大量にワルダイエル扇桃リンパ輪に入ってくると、白血球はこれらのバイ菌を取り込み変質してしまう。
白血球は、いわば「バイ菌の運び屋」となって、からだのあちこちに感染を広げ、組織を侵していく。
たとえば、甲状腺なら甲状腺炎が、肝臓なら肝炎が、胃腸なら胃腸炎が、腸管なら潰傷性大腸炎が、関節頭の造血器ならリウマチや白血病が発症する。
常在菌はふだんは無害だが、白血球に入ると増殖し、白血球を変質させてしまう。
白血球の中枢である核の性質を少し変化させるのだ。
これはバイ菌も遺伝子の核酸をもっているためで、性質が変化した自分の白血球を異種生物とみなして攻撃をしかける、「抗核酸抗体」と呼ばれるタンパク質ができる。
抗核酸抗体は変質した白血球に取りつき、ほかの白血球に「消化しろ」と命令する。
こうして体内で自分自身の白血球を攻撃する仕組みができあがると、その矛先はほかの臓器にも向かい、関節リウマチ、重症筋無力症、円形脱毛症などの「自己免疫疾患」を招くのである。
これらの器官の細胞に白血球がバイ菌をばらまくためである。
自己免疫疾患とは、一見、自分で自分のからだを攻撃して障害が起きる病気のように見えるが、じつはバイ菌やウイルスをかかえた白血球と、白血球からバイ菌を移された組織細胞を攻撃しているのである。
つまり、細胞の中に入って、細胞膜に守られて生きているバイ菌やウイルスは、他人の細胞や、古くなった細胞のように、細胞ごとこわしてバイ菌を消化するしかないのである。
自己・非自己の免疫学では、このあたりがさっぱり理解されていないために、白血球の反乱とか、免疫系の反乱とか、擬人化した解釈をして、自らの無知をさらけ出しているのそれゆえ、元凶となる口呼吸はいけないとなるのだが、原因不明とされる自己免疫疾患の仕組みを、前述したように解明したのはわたしがはじめてであり、世界的な快挙といってもいいものである。
口呼吸のほかに、女性では睦の汚れも問題となるから、一日に一回はよく洗浄しなくてはならない。
なにも白血球が反乱を起こしているわけではなく、自己免疫疾患とは、白血球が生きたバイ菌やウイルスをかかえたために起こる、不顕性の感染なのである。
となれば、自己免疫疾患の予防も、白血球がバイ菌やウイルスをかかえないようにすればたかが「口呼吸ぐらいで」と思われていた方にも、口呼吸をつづけることは、多くの病気の元になっている、というのはご理解いただけたはずである。
昔から、風邪は万病の元といわれてきたが、口呼吸はまさに慢性の風邪症状そのものを示している。
それだけに、口呼吸のクセはやめて、しっかりした鼻呼吸が行えるようにしなければならないのである。
ここでは、口呼吸によって、どのような病気になりやすいのかを簡単に列挙しておきたい。
器官名と組織名を書いて、矢印で示したが、これは口呼吸によって入ってくる無害な雑菌やウイルスが、これらの器官や組織に取り込み、慢性の不顕性の感染を起こしたために、このような病気になったのである。
併せて、十分な睡眠とガム療法も行ったところ、3人とものどの痛みが解消したうえ、3人ともHLAの活性が上がるという結果が出たのである。
すでに述べてきたように、HLAの活性とは白血球の消化力を意味するから、HLAの活性が上がるということは、白血球の消化力が高まり、からだの免疫力が高まったことにほかならない。
もともとアレルギー反応は、白血球が細菌やウイルス、アレルゲンとなる物質を消化しきれなかったために起こる。
からだには、白血球が消化したものを、皮層や粘膜を通して排池する仕組みがあって、白血球の消化力が旺盛であれば、バイ菌やアレルゲンを完全に消化してしまうので問題は起こらない。
しかし、白血球がアレルゲンを消化しきれず、未消化のまま排世すると毒性が残る。
これが刺激となって、皮層炎や発疹、鼻炎などが起こるのである。
そのため、ぜんそくやアトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー性疾患に対処するには、まず、バイ菌やアレルゲンが体に入らないようにし、次に白血球の消化力を上げる。
その意味で、前述の実験結果は、鼻呼吸の実践がバイ菌の侵入を減らし、それでHLAの活性、すなわち白血球の消化力が上がることを示しており、鼻呼吸がアレルギー性疾患に対して有効なことを意味している。
それでは、なぜ、鼻呼吸で白血球の消化力が上がったのか。
その理由はいたって簡単で、鼻呼吸によってバイ菌の取り込みが減ったうえに、副腎が活性化し、ステロイドホルモンの分泌がよくなったからだ。
進化の歴史をさかのぼると、副腎はエラに由来する。
それゆえ、鼻呼吸を行うと副腎の働きが活性化して30種類あるステロイドホルモンの分泌もよくなるのである。
その結果、白血球の消化力も上がり、アレルゲンを消化し尽くせるようになる。
また、白血球の活性化には、血液にたっぷりの酸素と栄養を供給する必要があるが、鼻呼吸でしっかり呼吸することで、酸素が十分に行きわたり、白血球も元気になるというわけだ。
口呼吸では、呼吸が浅く酸欠状態になっているうえに、アレルゲンやバイ菌がたくさん入ってくるのである。
さらに、日に何回か意識的に横隔膜呼吸をすると、より効果的である。
人間にとって正しく呼吸することは、命を守ることにつながる。
鼻で横隔膜呼吸を行うことで免疫病を防ぐことができるのである。
身近な例として、春先になると多くの人を悩ませる花粉症がある。
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